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社会保障がはたす3つの機能

が自分にとって、どれくらいの保障をしてくれるのだろうかを考えて確認してから民間の保険に加入してください。教育費のための死亡保障など子供が卒業したら要らなくなったりします。定期的な保険の見直しも必要となってきます。

 

2つ目

「所得再分配」とは

所得を個人や世帯の間で移転させることによって生活の安定を図る。社会保障制度の財源である税や社会保険料の多くは、所得に応じて額が決められている。所得の高い人がより多くの税や保険料を拠出するようになっており、所得の格差を緩和する効果がある。また、低所得者はより少ない税、保険料負担で社会保障の給付を受けることができている。と書かれています。

 

税金は日本では超累進課税となり、所得の多い人が多くの税金を支払っている。また、保険料も所得の多い人が多くの保険料を支払っていることになる。しかしながら、低所得者の方でも高所得者の方でも同じように社会保障の給付である公的年金などの現金給付と医療、介護、保育などの現物給付を受けることができているということですね。

 

3つ目

「経済安定」とは

景気変動を緩和し、経済成長を支えていくこと。公的年金制度のように好不況にかかわらず継続的に現金が支給される制度は、高齢者などの生活を安定させるだけでなく、消費活動の下支えを通じ経済社会の安定に役立っている。

市場は、効率や競争が促進された優れたメカニズムを持っているが、それに強く依存しすぎると、格差や貧困の発生が避けられないという特徴を持っている。格差や貧困の問題を放置すれば、結果として社会の安定が損なわれることに繋がるとかかれています。

 

公的年金は経済の状況に応じて調整がかかるようになっています。高齢者が年金給付を貰い、生活するために食料を購入することで経済も回っているのですね。

 

今日は、ここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

感謝します。